金沢市入江1丁目のセブン出店用地。だだっ広い駐車場の真ん中に、ぽつんと店舗が建 っている。「草野球ができるのでは」と思えるほどの敷地面積に驚いた。
それもそのはず。この敷地は、昨年6月に閉鎖した食品スーパー「マルエー新神田店」 の跡地だ。交通量の多い片側2車線の道路沿いで、コンビニとして立地は最高だろう。通 り掛かった子供連れの主婦に聞くと、昨年末には店舗ができていたそうだ。2月にも開業 するらしい。
「花金」の20日夜、セブンが昨年7月に北陸随一の歓楽街、片町のスクランブル交差 点付近に構えた店に足を運んでみた。
酔っぱらったサラリーマンや若者らが次々と入店していく。店内では待ち合わせをして いるのであろう若い女性も多い。歓楽街のど真ん中だけあって、やはり客の入りは上々の ようだ。
セブンは「3年間で200店」を目標に北陸各地で出店攻勢を続けてきた。しかし、昨 年末現在の店舗数は目標の6割である126店となっている。
セブンの東京本社に問い合わせると、「数字ありきの出店ではありません」。出店に苦 戦しているのではないか、と質問を続けると、担当者は「2月末には150店を超える予 定です。来年2月末までには200店に到達するでしょう」と強気の答えだった。
それにしても、出店用地はそんなにあるのか。他社の店舗開発を担う関係者は「北陸の 店舗数は飽和状態。実際、コンビニに適した用地はそんなに多くありませんよ」とこぼす 。さらに「めぼしい用地は、セブンが既に手を付けています。こんな所にも? という場 所も押さえていることも多いですね」。確かにセブンは金沢星稜大の敷地内にも出店する 予定だ。